サイドFIREとは?必要資産・始め方・向いている人を解説
完全リタイアより現実的な「サイドFIRE」の全貌。必要資産額の計算方法、おすすめの副業、始め方を具体的に解説します。
サイドFIREとは
サイドFIREとは、資産収入+好きな仕事の収入で生活するライフスタイルです。
フルFIREが「完全に働かなくていい状態」を目指すのに対し、サイドFIREは「お金のためではなく、やりたいことをやる」状態を目指します。
フルFIREとサイドFIREの違い
- フルFIRE: 年間支出の25倍の資産が必要(SWR4%)
- サイドFIRE: 年間支出の12.5〜15倍で十分(不足分を労働で補う)
例えば年間支出300万円の場合:
- フルFIRE: 7,500万円必要
- サイドFIRE(半分を労働で稼ぐ): 3,750万円で達成
必要資産が半分になるため、達成までの期間も大幅に短縮されます。
サイドFIREの必要資産を計算する
サイドFIREの必要資産は以下の式で計算します。
サイドFIRE必要資産 = (年間支出 − 年間労働収入) ÷ SWR
例えば:
- 年間支出: 300万円
- FIRE後の労働収入: 月10万円(年120万円)
- 資産でカバーする額: 300 - 120 = 180万円
- SWR 4%の場合: 180 ÷ 0.04 = 4,500万円
月10万円の収入があるだけで、必要資産が7,500万円 → 4,500万円に下がります。
さらに保守的に考えると
- 利回り運用(配当3%、税引後2.4%): 180 ÷ 0.024 = 7,500万円
- 不足分を労働で稼ぐので、取り崩し方式がサイドFIREに適しています
サイドFIRE向きの仕事
サイドFIREの「サイド」部分に適した仕事の条件は:
1. 時間の自由度が高い: 週2〜3日、1日数時間でOK
2. 場所を選ばない: リモートワーク可能
3. スキルが蓄積される: やるほど価値が上がる
4. 楽しめる: お金のためだけでなく、やりがいがある
おすすめの仕事
- フリーランスのスキルワーク: プログラミング、デザイン、ライティング、翻訳
- コンサルティング: 前職の専門性を活かした相談業務
- オンライン教育: プログラミング講師、語学講師
- コンテンツ制作: ブログ、YouTube、ポッドキャスト
- 不動産管理: 1〜2物件の賃貸経営
避けた方がいい仕事
- 時間拘束が長い(フルタイム前提)
- 体力的に年齢とともに厳しくなる
- スキルが蓄積されない単純作業
サイドFIREが向いている人
向いている人
- 完全に仕事を辞めたいわけではない
- 好きなことを仕事にしたい
- 社会とのつながりを維持したい
- フルFIREの必要資産が大きすぎて現実的でない
- 家族がいてリスクを抑えたい
向いていない人
- 一切働きたくない
- 十分な資産がすでにある
- 仕事から完全に離れたい明確な理由がある
日本のFIRE達成者の多くは、実際にはサイドFIREに近い生活をしています。完全に何もしない生活は精神的に辛くなるケースも多く、好きなことで月10万円稼ぐというのは非常に良いバランスです。
当シミュレーターでは「取り崩し」モードで資産からのカバー分だけを年間支出として入力すれば、サイドFIREのシミュレーションも可能です。